格言に助けられ生きる
ストレッチをする演者たち。
木山さんからだやわらかガールでした。軽々と。
寺西(呼び捨て)はガチガチガールでした。
↑寺西
そういえば、
よく「山田いつもおんなじ服着てね」と言われます。
稽古で週何度も顔を会わせることになるとなおさらです。
服に、興味がないのです。
ファッションセンスも特に、ないです。
しかし、ファッションセンス、なんてのは、現代の若者である僕にとってかなり大きな要素となります。
そしてそれを否定された僕はもう若者のなかで最底辺に認識されるのです。
「おんなじ服着てね」
屈辱です。
穴があったら入りたいとはこのことです。
恥ずかしいことこの上ない。
僕は自分のファッションセンスのなさに引け目を感じながら21年生きてきました。
(あ、そうです、まだ21です)
しかし先日このような名言を見つけました。かのバラク・オバマさんが同じような質問をされてこう答えたのだそうです。
「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね」
よく言ってくれた。バラク・オバマさん。ありがとうオバマ。YESWECAN.
もう僕にはあの質問は怖くない。
友人「山田いつもおんなじ服着てね」
山田「こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね」
相手は泡を吹いて卒倒するでしょう。
ざまあみろ。
ということで(どういうことだ)、稽古場写真の類いを撮ると服がいつも同じで恥ずかしい山田です。こんばんは。拙者今日もおつかれ。
(顔めっちゃひどいしなんやねんこのポーズ山田)
昨日は「アタッチメント・セオリー」の問題篇(三浦さんが演出)の通しを見学させていただきました。
自分の脚本をほかのひとに演出していただくのは今回で2回目なんですが、いや、慣れないものですね。
ぼくが夜な夜なウイスキーをストレートで飲みながらにやにやと書いてたセリフを、空間を、役者の方々がカラダをもって形にしてくださるのは、いやまあ、わりとまあ、感動するアレがあるわけです。
それにしても、なんだろう、「味がある」って感じしました。演者のお三方が。濃いわ。赤だしの味噌汁って感じ。赤だし大好きです。
いやなんか、大山さんとアイマルさんは、おふたりとも何度かご出演舞台を拝見しているのですが、癖のある(誉めてる)存在感だなあと、思っていたのですけれど。
木山さん(キヲテラエ)も意外と、一筋縄ではいかねえぜって女優さんなんだと、驚いたり。
しました。
あとは、
自分で演出しないからこそ、この台詞はこう読めるのか!(こんな解釈があるのか!)とか、楽しい発見がありました。
これこそ今回の企画の醍醐味かもしれないですね。
ぼくのでる「選ばれたのは彼女でした」も、三浦くんが書いたときのイメージとは、きっと大きく異なるほうへ、いやでも確実におもしろく、高尾さんやご出演のおふたり、演助の佐藤さんと作っております。
わっくわくだぜ。
液化アンソロジー楽しみだぜ。
地味にもうすぐ。ご予約お済みですか?
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劇団背傳館×怪奇月蝕キヲテラエ×フィグス
三団体合同公演
「液化アンソロジー」
脚本:高尾優太(劇団背傳館)・三浦仁(怪奇月蝕キヲテラエ)・山田燎平(フィグス)
演出:高尾優太(劇団背傳館)・三浦仁(怪奇月蝕キヲテラエ)
■日程
2018年2月24日(土)/25日(日)
■会場
十色庵
(JR赤羽駅徒歩12分・東京メトロ南北線志茂駅徒歩10分)
〒115-0043 北区神谷2-48-16 カミヤホワイトハウス B1
■タイムテーブル
2018年
2月24日(土) 14:00- / 19:00-
2月25日(日) 13:00- / 17:00-
※上演時間1時間50分程度を予定(途中休憩あり)。
■料金
前売1800円
当日2000円
高校生以下500円(前売/当日)
※3演目あわせ。
■ご予約
https://www.quartet-online.net/ticket/anthology
■お問い合わせ
[mail] liquefied.anthology@gmail.com
[Twitter] @L_Anthology